子犬注意!突然死の可能性もある「犬伝染性肝炎」とは?

今回は、犬の混合ワクチンで予防できる病気犬伝染性肝炎についてお話します。

この病気は、主に肝臓に炎症が起こり、重症の場合や急性の場合は命に関わることもあります。
あまり馴染みのない病気だと思いますが、感染するとわんちゃんにとても苦しい思いをさせてしまいますので、この病気について詳しく学びましょう♪

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犬伝染性肝炎とは?原因と感染経路

犬伝染性肝炎は、“犬アデノウイルスⅠ型”というウイルスに感染することにより発症する病気です。

感染しているわんちゃんの唾液や鼻水、尿、便などに直接触れたり、同じ食器を共有したりすることで感染します。

このウイルスは、非常に生存能力が高く、感染した犬の体調が回復し、元気になったとしても、約6~9ヶ月ほど、ウイルスが犬の体の中に存在し続けます。
そのため、長期間に渡り、尿中などにウイルスを排出しますので、その排出物がさらに感染源となってしまうのです。

症状

犬伝染性肝炎の症状の程度は軽度の場合から重度の場合まで様々です。
免疫力のしっかりある成犬であれば、無症状(不顕性感染)または、発熱・軽い鼻水程度で終わる場合もあります。

しかし、子犬や免疫力の弱い(弱っている)犬の場合は、重い症状が現れる場合があります。
特に、子犬突然亡くなってしまうこともあり、命を落とす確率が非常に高い病気です。

〇高熱
〇嘔吐
〇下痢
〇腹痛(お腹を触ると嫌がる)
〇出血しやすくなる
〇神経症状(無気力・けいれん・昏睡など) など

また、回復期には、角膜が浮腫(むくみ)を起こし、目が青白く濁って見える“ブルーアイ”という症状が起こることもあります。通常は、自然に回復しますが、まれに角膜潰瘍や緑内障を起こすこともありますので、注意が必要です。

治療法

犬伝染性肝炎の原因ウイルス自体を撃退する治療法はありません
そのため、今現れている症状を軽減させる「対症療法」を行います。
肝臓が炎症を起こしている場合は、肝臓の機能を回復させるための投薬や点滴・輸血が行われます。

また、二次感染を防ぐために抗生剤の投与も行われます。
同時に、自宅では、肝臓の病気の際に処方されるフードを与え、食事療法を行います。

予防法

犬伝染性肝炎の最も効果的な予防法は、「混合ワクチン接種」です。
(混合ワクチン接種についてはこちらの記事へ!!)
特に、子犬の時期は十分な免疫を得るために、適切な時期・回数、ワクチンを接種することが重要です。
(ワクチン接種プログラムについてはこちらの記事へ!!)

ワクチンは、メリットだけではなく副作用というデメリットもありますので、かかりつけの動物病院で十分な説明を受け、理解・納得した上でワクチン接種を行ってください✨

まとめ

犬伝染性肝炎は、成犬の場合は、感染しても発症しない場合が多いのですが、重症化し命の危険にさらされてしまうこともあります。
また、自分の愛犬が知らない間に感染し、発症はしていないが“感染源”となり、他の犬にうつしてしまっているかもしれません。

愛犬の命を守るために、さらに周りのわんちゃんの命を守るために、ワクチンを接種して予防をしっかりと行いましょう★


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