下痢を引き起こす「犬コロナウイルス感染症」とは?

2017年最後の記事は、犬のワクチンで予防できる病気犬コロナウイルス感染症についてお話します。
この病気は、下痢を主症状とし、以前の記事「わんちゃんの下痢について」でも少し登場しました。
一般的に重症になる病気ではありませんが、場合によっては命に関わることもありますので、この病気について詳しく見ていきましょう。

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犬コロナウイルス感染症とは?原因と感染経路

犬コロナウイルス感染症は“犬コロナウイルス”が原因となり、引き起こされる感染症です。
同じ下痢を主症状とする犬パルボウイルス感染症ほどは強力なウイルスではありません

主な感染経路は、感染した犬の糞や嘔吐物を直接口から摂取する「経口感染」です。
散歩中、道端に落ちている糞をクンクン嗅いでいる時に、誤って口にしてしまった場合や、飼い主さんが感染している犬の糞を処理したあと、手を洗わずに(消毒せずに)他の犬に触れた場合などで感染してしまうことがあります。

症状

成犬が犬コロナウイルスに感染した場合、無症状(不顕性感染)で終わることがほとんどで、症状が出たとしても、軽い下痢程度で済みます。(※中には重症化してしまうこともあります。)

しかし、子犬が感染した場合、強く症状が現れます
以下は子犬が感染した場合の症状です。
〇下痢:黄色~オレンジ色、のり状、臭いが強い
〇嘔吐
〇食欲不振
〇元気がなくなる

下痢や嘔吐が長く続いてしまうと脱水症状に陥ってしまうことがあります。
また、犬パルボウイルス感染症や他の細菌・ウイルスと混合感染することで重症化し、亡くなってしまう場合があります。

治療法

成犬で症状が無い場合、特に治療はありません。重症以外は、2~3日ほどで自然治癒します。

下痢などの症状が強く出ている場合は、犬コロナウイルス自体を撃退する治療法はありませんので、二次感染を防ぐために抗生剤の投与や今出ている症状を軽減させる治療「対症療法」を行います。

また、高栄養のフードを与えたり、脱水を起こさないようにこまめに水分の補給をさせたりします。

予防法

犬コロナウイルス感染症の最も効果的な予防法は、「混合ワクチン接種」です。
(混合ワクチン接種についてはこちらの記事へ!!)
特に、子犬の場合は、ワクチンを適切な時期・回数打つことで、十分な免疫を得ることができます。
(ワクチン接種プログラムについてはこちらの記事へ!!)

ワクチンを接種しても100%予防できるわけではありませんが、もしかかってしまったとしても軽度で済む場合もあります。

しかし、ワクチンもメリットだけではなく、副作用というデメリットもあります。
少しでも気にかかることがあれば、獣医師さんに相談し、理解・納得した上で接種を行ってください🎵

まとめ

犬コロナウイルス感染症は、成犬ではそこまで恐ろしい病気ではありませんが、子犬にとっては命に関わる感染症です。
成犬でも、他の病気と混合感染して重い症状が出てしまうこともありますので、あなどれません!!
予防できる病気ですので、ぜひワクチンを接種して予防してあげてください☆彡


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