風邪症状を引き起こす「犬ジステンパーウイルス感染症」とは?

今回から、「ワクチンで予防できる病気」シリーズをお届けしたいと思います!
犬バージョン&猫バージョンを交互に更新していきます♪

第1弾は、風邪のような症状が現れる病気犬ジステンパーウイルス感染症についてお話します。

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犬ジステンパーウイルス感染症とは?原因と感染経路

犬ジステンパーウイルス感染症とは、その名の通り犬がジステンパーウイルスに感染することにより発症する病気です。

このウイルスは、だけでなく猫・フェレット・イタチ・アライグマ・スカンクなど様々な動物に感染し、最近では中国でジャイアントパンダが2頭、このウイルスによって亡くなりました。

主な感染経路は、感染した動物の鼻水や唾液、便、尿などに直接触る接触感染”や感染動物のくしゃみなどにより空気中に排出されたウイルスを吸い込む飛沫感染です。

症状

症状については、ワクチンを接種している健康な犬は、無症状または軽いケンネルコフのような症状で済む場合がほとんどです。

重症になってしまう犬は、1歳未満の子犬ワクチン接種をしていない成犬高齢犬・他の病気にかかっていて免疫力が低下している犬です。
症状が現れた場合、軽度~重度と段階があります。

初期症状は、風邪のような症状

・食欲や元気がなくなる
・目やに
・くしゃみ
・鼻水
・40℃前後の高熱
・下痢
・嘔吐 など

他の細菌など二次感染した場合、症状が重症化

・重度な肺炎 など

さらに重症化した場合、神経系や呼吸器系に症状が現れる

・麻痺
・けいれん
・運動失調(うまく歩くことができないなど) など

ここまで悪化してしまうと、亡くなってしまう確率が高いです。
この他に、失明や化膿性皮膚炎、鼻や肉球が硬くなる(ハードパッド)といった症状が現れることもあります。

治療法

犬ジステンパー自体を治す治療法はありません。点滴や抗生剤の投与を行い、二次感染を防ぎ、これ以上悪くしないようにする治療を行います。

免疫力がしっかりとある成犬であれば、自分の力で回復することもが多いですが、子犬や高齢犬など免疫力を十分に持っていない犬は約50%の確率で亡くなってしまいます。

予防法

犬ジステンパーの最も効果的な予防法は混合ワクチン接種です。
(混合ワクチン接種についてはこちらの記事へ!!)
子犬のワクチンは、1年に2~3回接種しなければ十分な免疫を付けることができません。
(ワクチン接種プログラムについてはこちらの記事へ!!)

まだ、ワクチン接種が終了していない子犬は、他の犬や他の動物との接触をできるだけ避け、一緒にお出かけすることも避けた方が良いでしょう。

まとめ

犬ジステンパーウイルス感染症は、明確な治療法もない恐ろしい病気です。
かかってしまうと、大切なわんちゃんをひどく苦しめてしまいます。
大切なことは、かからないように予防すること❗です。


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