犬の涙やけ!原因と自宅でのケア方法

今回は、わんちゃんの涙やけについてお話したいと思います。
みなさん、わんちゃんの目の下の毛が、湿って赤茶色くなってしまったことってありませんか?

それは、一般的には「涙やけ」と呼ばれる「流涙症」という目の病気です。
この病気は一体どうして起こるのでしょうか?原因と対処法をお教えしたいと思います🎵

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涙やけはどうして起こるの?

涙は通常、鼻涙管という管を通って鼻に流れます。

涙やけを起こしてしまう理由は、何らかの原因により、正常に鼻へ流れることができなかった涙が目から溢れ出ることで、目の下の毛が常に濡れている状態となるため、赤茶色く変色してしまうのです。

涙やけを起こしやすい犬種

〇トイ・プードル
〇マルチーズ
〇シーズー
〇ポメラニアン
〇チワワ
〇パグ
〇フレンチブルドッグ
〇ペキニーズ など

基本的に、目が大きく鼻が短い小型犬に発症しやすいといわれています。

涙やけの原因と治療法

涙やけを起こしてしまう原因はいくつかありますが、代表的なものは以下の通りです。
それぞれの原因によって治療法は異なります。

異物(ゴミ・睫毛など)が目に入っている

目が大きい犬種は、特にゴミが入りやすいです。また、毛の生え方のクセで逆睫毛になっている場合もあります。

治療法:原因となる異物を取り除きます。ゴミが入っている場合は、動物病院にて目を洗浄します。睫毛が入っている場合は、トリミングサロンで目の周りの毛を短くカットしてもらいましょう。

先天的に鼻涙管が狭い・閉塞している

前章で記述しました「起こしやすい犬種」の中には、生まれながらにして目と鼻を繋ぐ管「鼻涙管」が狭かったり、閉塞していたりすることがあります。

治療法:この原因に関しては、薬を飲ませたり目薬をさしたりする治療はありません
外科手術で鼻涙管を通す方法がありますが、全身麻酔をしなければいけませんので、それなりのリスクが伴います。

アレルギー(花粉・食べものなど)

ある季節のみ涙やけが起こる場合は花粉症などの季節性のアレルギーの可能性があります。

また、涙やけだけでなく全身にアレルギー症状(発疹ができる・かゆがるなど)が見られる場合は、食物アレルギーの可能性が考えられます。

原因を突き止めるには、高額ではありますが、アレルギー検査で調べることができます。

治療法: アレルギーの原因を特定することが出来たら、原因に対する治療を行います。食物アレルギーが考えられる場合は、ご飯を添加物の入っていないアレルギー専用に変更したり、サプリメントを飲ませたりなど、食事改善を行う必要があります。

他の眼疾患

涙やけは、他の目の病気(結膜炎・角膜炎・ドライアイ・腫瘍など)が原因で起こることもあります。

治療法:動物病院で検査をし、原因を特定してから治療を行います。

涙やけのケア

涙やけを起こしてしまうと、毛が赤茶色になってしまうだけでなく、常に目の下が濡れていことにより、細菌が繁殖しやすく、皮膚炎を起こしてしまうことがあります。
そのため、清潔に保つ必要がありますので、頻繁に拭いてあげましょう

ペットショップなど、ペット用品を取り扱っているお店には、涙やけ拭き取り用のローションも販売されています。
こまめにお手入れをすることで、毛の変色も軽減することができます

まとめ

涙やけは、見た目や衛生上良い状態ではありませんが、命に関わる病気ではありません。

原因が特定できた場合は、治療を行うことで良くなることもありますが、先天的な原因で涙やけを起こしている場合、治療法はありません。しかし、ほとんどの飼い主さんは外科手術を行う決断はしないと思います。(外科手術を行ったとしても再発してしまうこともあるようです。私が動物病院に勤めていた時も、この手術は1回も行いませんでした。)

涙やけを起こしてしまった場合には、こまめにケアをして、これ以上悪くさせないように、飼い主さんが気を付けてあげましょう!


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