下痢や嘔吐を引き起こす「猫汎白血球減少症」とは?

新年🎍最初の記事は、猫の混合ワクチンで予防できる病気猫半汎白血球感染症」についてお話します!

この病気は伝染力が非常に強く、免疫力が弱い猫の場合、ほぼ100%感染してしまうと言われるほどです。
そのため、子猫は特に注意しなければならない病気です❗
この恐ろしい感染症がどのような病気なのか、詳しく見ていきましょう♪

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猫半白血球減少症とは?原因と感染経路

猫半白血球減少症は、自然界のウイルスの中でも最も小さいウイルス、“猫パルボウイルス”に感染することで引き起こされる感染症です。
猫パルボ」や「猫ジステンパー」、「猫伝染性腸炎」と呼ばれることもあります。

主な感染経路は、感染した猫の便や嘔吐物を口から摂取する「経口感染」です。
猫同士のグルーミング(舐め合い)や同じ食器の使い回し、人が感染した猫を触ったあと、手や服を消毒せずに他の猫を触ってしまうことで感染してしまいます。

猫パルボウイルスの恐ろしさ

猫パルボウイルスは、生存能力がとても高いです。

感染した猫から排出されたウイルスは、外・家の中に関わらず、自然界で半年~1年間ほど生きられます!!
そのため、飼い主さんが外を歩いている際にウイルスを靴で踏み、そのまま家にウイルスを持って帰ってしまう恐れがあります。

また、消毒液に対する耐性も強いので、一般的なアルコール(エタノール)では、ウイルスは消えません。
有効な消毒薬として、次亜塩酸ナトリウム(ハイターなど)が挙げられます。
感染した猫が使用したものは、徹底的に消毒を行いましょう。

症状

成猫が感染した場合、無症状で済む場合(不顕性感染)が多いです。症状が出た場合も、早期に治療を行えば、軽度で終わる場合がほとんどです。

しかし、気を付けなければならないのは子猫です。子猫は免疫力が弱いため、感染した場合は急激に強い症状が現れ、1日で命を落としてしまうこともあります。

<主な症状>
〇食欲不振
〇元気がなくなる
〇高熱
〇嘔吐
〇下痢
〇血便 など

二次感染を起こした場合、敗血症(血液中に細菌が入り込み、全身に回ることによって重い症状が現れる病気)を起こし、亡くなってしまうことがあります。

また、妊娠している場合は、流産や、障害を持った子どもが生まれる可能性があります。

治療法

猫汎白血球減少症の原因、猫パルボウイルス自体を撃退する治療法はありません
二次感染を防ぐための抗生剤や免疫力を高めるインターフェロンの投与、また、下痢などの症状が出ている場合は症状を緩和させるための治療が行われます(対症療法)。

さらに、高栄養のフードを与えたり、脱水を起こさないようにこまめに水分の補給をさせたりします。

猫パルボウイルス感染症に感染したと思ったら…

この病気が疑われる場合、動物病院に連れて行く必要がありますが、病院に来る他の猫ちゃんにうつしてしまうことが無いように、動物病院へ行く前に必ず電話をしてから行きましょう。

病院によっては、時間指定や病院に着いても駐車場で待機をしていてくださいなど指示が出ることもあります。

予防法

猫パルボウイルス感染症の最も効果的な予防法は、「混合ワクチン接種」です。
(混合ワクチン接種についてはこちらの記事へ!!)
特に、お家に来たばかりの子猫は、適切な時期と回数、ワクチンを打つ必要があります。
(ワクチン接種プログラムについてはこちらの記事へ!!)

しかし、ワクチンを接種しても絶対に感染しないわけではありませんので、もっと予防を強めるためには「混合ワクチン接種+完全室内飼い」をすることです。

外の世界には、この病気以外にもたくさんの病気があります。また、交通事故に遭ってしまう危険性もあります。猫ちゃんを守るためにも「室内飼い」にすることをオススメします。

まとめ

猫汎白血球減少症のウイルスは、とても感染力が強く、生存能力も高いです。
感染室内飼いをしている猫ちゃんでも、飼い主さんが外から運んで来る可能性もありますので、決して関係のない病気ではありません。

そのため、常に猫ちゃんの隣には、何らかの“感染症”があると思っていてくださいね。
ワクチンを接種するということは、猫ちゃんの命を守ることです。

しかし、ワクチン接種はメリットばかりではありませんので、メリット・デメリットをよく理解してから接種することを決めてください♬


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