突然亡くなることも…一生治らない病気「猫の心臓病」について

今回は、猫の心臓病についてお話したいと思います。
心臓病ってあまり身近な病気でないイメージですが、ある日突然、症状が現れて亡くなってしまうこともある恐ろしい病気なのです。

心臓病の初期症状を見つけることは、とても難しいのですが、早期に治療をすることが命を助けるカギ🔑となります。
飼い主さんがこの病気の知識をあらかじめ身につけておくことが重要ですので、知っておきましょう。

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心臓病とは?

心臓は、全身に血液を送るためのポンプのような役割をしている臓器です。
心臓病になってしまったら、色々な臓器に障害を与えてしまい、最悪の場合亡くなってしまうこともあります。

心臓病には、生まれながらにして心臓病を持っている「先天的心臓病」と生まれてからかかってしまう「後天的心臓病」があります。
後天的心臓病については、年を重ねるにつれ発症率が高くなります。

これらの心臓病は、どんな症状が見られるのか見て行きましょう!

心臓病の症状

先天的心臓病

生まれながらに心臓病を持って生まれた先天的心臓病は、症状が一度も出ずに寿命まで生きることもあります。逆に、生まれてすぐに症状が出て亡くなってしまうこともあります。
つまり、いつ発症するのか分かりません

症状が出た場合は、咳・疲れやすい・チアノーゼ(皮膚や粘膜が紫色になる)・むくみ・腹水などが見られます。

後天的心臓病

猫の後天的心臓病に特に多いのは、「心筋症」です。
「心筋症」とは、心臓の壁が厚くなったり、薄く伸びてしまったりすることで心臓の機能が悪くなってしまう病気です
「心筋症」には肥大型拡張型拘束型の3タイプあり、一番多いのは、肥大型です。

心筋症は初期症状がほとんどないため、早期発見が難しいです。おかしいなと思った時には、症状が進行している時なので、すぐに治療を行わなければなりません。

現れる症状は、少しの運動で疲れる・元気や食欲がなくなる・寝ていることが多くなったなどです。

心筋症が重症化した場合は「心不全」を起こしてしまうことがあります。
「心不全」とは、病名ではなく、心臓がきちんと機能しなくなったため全身に様々な症状を引き起こす状態のことです。

心不全を起こしてしまうと、胸水が溜まったり肺水腫を引き起こしたりします。
その結果、咳や呼吸困難といった症状が見られ、また、血管中に血栓ができやすくなり、細い毛細血管に詰まってしまうこともあります。血栓が詰まってしまうと、麻痺を起こすこともあり、最悪の場合命を落としてしまうことがあります。

治療法

心臓病は一度発症してしまうと、基本的に一生治ることはありません
心臓病の治療は、これ以上悪くさせない為の治療となります。

心臓の機能を助け、血栓を作らせない為に「強心剤」「利尿剤」「血管拡張剤」などの投薬治療を行います。
同時に、心臓に負担をかけないように食事の内容も変更します。動物病院で販売されている心臓病専用フードに切り替えます。

まとめ

心臓病は、本当に初期症状が分かりにくい病気なので早期発見が難しい病気です。
昨日まで元気にしていたのに、急に元気がなくなり病院に連れて行ったら心臓病と診断された、なんてこともあります。

明確な予防法もないのですが、一番大切なことは、普段からの観察です。ちょっとの変化に気付くことができたら早期治療につながります。また、肥満猫がなりやすいとも言われていますので、太らせないように食事管理をしっかりと行い、なるべくストレスのない環境で過ごさせてあげましょう。

今日は少し重い病気のお話をしましたが、“もしかかってしまったら”を想定して、猫ちゃんと暮らしましょう。


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