愛猫から病気をもらうことも!?猫と人がうつし合う「人獣共通感染症」とは?

今回は、猫の「人獣共通感染症(ズーノーシス)についてお話したいと思います。

猫って本当に可愛いですよね~🐱

猫自体が可愛いのに、自分の愛猫となると、そりゃ“可愛い”の一言では表せないほど愛おしい存在です💓

皆さん、可愛いからといってあまりにも濃厚なスキンシップをしていませんか?

濃厚なスキンシップは、猫ちゃんから病気をもらったり、逆に、飼い主さんが猫ちゃんに病気をうつしてしまったりすることがあります。

動物から人へ、人から動物へうつし合う病気のことを、
人獣共通感染症、英語で「Zoonosis(ズーノーシス)」といいます。

皆さんと、愛猫ちゃんの健康のために、人獣共通感染症について知っておきましょう

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人獣共通感染症の原因と感染経路

人獣共通感染症の主な原因は、細菌・カビ・寄生虫などです。

これらの原因物質が、接触感染(原因物質に直接触る)、経口感染(口から原因物質を摂取する)、経皮感染(皮膚の傷口から原因物質が入る)することで病気をうつしあってしまいます。

猫と人の人獣共通感染症

猫と人の人獣共通感染症はたくさんありますが、代表的なものをご紹介します。
症状については人に現れる症状となっています。

猫ひっかき病

猫に引っかかれた時や噛まれた時にできる傷口から細菌が感染しておこる病気です。

特に夏~秋にかけて発症しやすいとされています。

主な症状:傷口が赤く腫れる・化膿する・発熱・リンパ節の腫れ・痛み など

まれに、脳症を引き起こし、けいれん発作意識障害を起こすことがあります。

ノミ・マダニ感染(外部寄生虫症)

ノミやマダニは人にも寄生して血を吸います。

ノミ・マダニに刺された跡は、蚊に刺された時のように赤く腫れ、強いかゆみが長期間続きます。

特に、マダニは体内に様々なウイルスを持っており、人の血を吸う際に人の体内にウイルスを注入します。

マダニによる主な感染症は以下の通りです。

●ライム病
(筋肉痛・関節痛・発熱・神経症状・麻痺 など)

●Q熱
(発熱・頭痛・筋肉痛・倦怠感などインフルエンザに似た症状)

●重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
(発熱・食欲不振・神経症状・頭痛・筋肉痛・出血しやすくなる など)

SFTSについては、亡くなった症例も多く、ニュースなどで報道されていますので知っている方も多いのではないでしょうか?

皮膚糸状菌症(白癬菌)

カビが原因で起こる皮膚病で、人では水虫・たむしと呼ばれる病気です。

主な症状:皮膚が円形状に赤くなる、水ぶくれ、かゆみ など

回虫症(内部寄生虫症)

感染している猫の便の中にある、回虫の卵を口から摂取してしまうことで感染してしまいます。

猫のトイレ掃除をした後や、猫の毛に卵が付いていて猫をなでた後に手を洗わなかった際に口にしてしまうことがあります。

主な症状:発熱・咳・てんかん発作・視覚障害・失明 など

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以上がよく見られる猫と人の人獣共通感染症ですが、ほんの一部にしかすぎません。

他にも命に関わるほど恐ろしい病気も存在しますので警戒しなければいけません。

まとめ

愛猫ちゃんと病気をうつし合ってしまわないようにするためには、
キス・一緒に寝るなどの過度なスキンシップをしないこと」です

また、猫ちゃんを触った後は、必ず手を洗ってくださいね。

さらに、内部・外部寄生虫を駆除する予防薬を定期的に付ける・飲ませることも重要です。

愛猫ちゃんと健康的に幸せに暮らしていくために、一定の距離を保ちながら愛情を注いであげてください💕


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