猫のおしっこの病気、尿石症について学びましょう!

今回は猫の尿結石についてご説明いたします🎵
以前、猫のおしっこの病気についてでも少しお話しました☺

尿結石は猫に多いといわれていて、とても身近な病気なのですが、気付かず放っておくと命に係わるほど重症になってしまう場合もあります。

この病気にかかった猫ちゃんは、いろいろなサインを飼い主さんに発信します。そのサインに早く気付いてあげられるように、どんな病気なのか知っておきましょう(^^)/

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尿石症とは?

尿石症とは、おしっこの通り道(腎臓・尿管・膀胱・尿道)に結石ができる病気です。

結石ができる理由はまだはっきり分かっていないのですが、
・フードやおやつに含まれているミネラルなどの成分をたくさん摂る
・飲水量が少ない(特に寒い時期)

これらの理由が、おしっこに含まれるミネラルなどの成分濃度を高くして、結石を作りやすくしていると考えられています。
また、おしっこの通り道が細菌感染することも結石を作ってしまう原因と言われています。

尿石症の種類

尿石症には、いくつか種類がありますが、特に次の2つが猫に多発する尿石症です。

ストルバイト(リン酸アンモニウムマグネシウム結晶)

もっとも多い尿石症です。食事に含まれるリン・マグネシウムなどのミネラルの過剰摂取や飲水量の減少で結石を形成します。

若い猫から高齢猫まで幅広く発症しますが、どちらかというと若い猫に多いです。
肥満猫は特に注意が必要です。

シュウ酸カルシウム

2番目に多い尿石症です。食事に含まれるたんぱく質やカルシウムなどのミネラル、ビタミンDなどの過剰摂取により結石を形成します。

7歳以上の高齢猫に多く発症します。

症状について

尿石症にかかってしまった猫ちゃんは以下のような症状が見られます。

〇頻繁にトイレに行く
〇おしっこが少量しか出ない、または全く出ない
〇おしっこに血が混じっている
〇おしっこの中にザラザラしたものや、キラキラしたものが混ざっている
〇おしっこをする時に痛そうに鳴く
〇陰部をしきりに舐める
〇お腹を触ると嫌がる、怒る など

これらの症状が見られる猫ちゃんは、尿石症または他の下部尿路疾患にかかっている可能性が高いので、早急に動物病院に連れて行きましょう❗❗

治療法について

かかりやすい2つの尿石症の治療法はそれぞれ異なります。

ストルバイト

ストルバイトは、動物病院で処方される専用の食事によって溶かすことができます!!
しかし、すぐに溶けてなくなることはないので、数ヶ月かけてじっくりゆっくり溶かしていきます。
食事療法で溶かすことが困難なほど結石が大きい場合は、外科手術により取り除く場合もあります。

シュウ酸カルシウム

シュウ酸カルシウムは、ストルバイトと違い、溶けない結石です。よって、結石ができてしまったら外科手術でしか取り除く方法はありません。

その他の治療として、
結石がまだ砂のようにとても小さい場合は、水をたくさん飲ませたり点滴を行ったりなどして、おしっこと一緒に流し出す場合もあります。

また、尿道に結石が詰まってしまい、おしっこの通り道を塞いでしまっている場合は、緊急処置として、陰部から細い管を通して詰まりを取ることもあります。

予防法

尿石症にかからない為には、食事の管理が一番重要です。理想を言うと、動物病院で販売されている尿石症対策用のフードが一番良いです。しかし、そこそこ高いので、“この子の生涯、これをずっと食べさせ続ける”と考えると…手が出ない方も多いと思います。

そんな方は、市販されているフードの中でも「下部尿路疾患」や「尿石症」「F.L.U.T.D.」とパッケージに記載されているフードを選択しましょう。

また、いつでも新鮮な水を飲めるようにこまめに水をかえ、水飲み場を数ヶ所に設けてあげましょう。

さらに、猫は非常に綺麗好きなので、トイレが汚れていると我慢する傾向があります。いつでも綺麗なトイレが使えるように、使用後は早めに掃除をしてあげましょう。
トイレを数ヶ所に設けてあげることも大切です。(トイレの数=猫の数+1

まとめ

猫ちゃんにとって尿石症はとても身近な病気なので、いつかかってしまってもおかしくありません。
早く異変に気付いてあげるためにも、普段から触れ合いながら猫ちゃんの様子を細かくチェックする習慣を身につけてくださいね🎵

寒い冬は特に発症しやすいです。皆さんの猫ちゃんが、この冬を元気で乗り越えられますように✨


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