猫に必須の栄養素「タウリン」。不足すると起こる「タウリン欠乏症」とは?!

みなさんは、疲れが溜まったとき栄養ドリンクを飲むことってありませんか?
栄養ドリンクの中には、「タウリン」という成分が含まれていて、CMでも「タウリン3000mg配合!!」などと宣伝されているのでご存知の方も多いと思います。

そんなよく耳にする有名な「タウリン」は、人は、疲労回復・滋養強壮効果を期待して摂取しますが、猫にとっては生きていくために重要な栄養素なのです!
もし、タウリンが不足してしまうとタウリン欠乏症となり、命を落としてしまうこともあります。
猫とタウリンの関係を詳しく学びましょう✨

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タウリンとは?

タウリンはアミノ酸の1種であり、動物の体の中の様々な部分に豊富に含まれています。
体・細胞を正常な状態に保つ働きがあり、体の働きを助ける重要な役割を担っています。
この「タウリン」、人や犬など多くの動物は体の中で作ることができるのですが、猫は体の中で作ることができないのです❗❗❗
そのため、タウリンを食事から取り入れなければ「タウリン欠乏症」になってしまいます。

タウリン欠乏症が引き起こす病気

タウリンが不足してしまうと「タウリン欠乏症」となり、猫の体に様々な病気を引き起こします。
代表的な症例をご紹介します。

目:網膜萎縮

光を感じる網膜が、縮んだり薄くなったりすることで視力障害を引き起こし、重症化すると失明することもあります。

〇治療法
初期であればタウリンを摂取することで食い止めることができます。
しかし、網膜は一度でも、縮んだり、薄くなったりなど異常な状態になってしまうと治療法はありません

心臓:心機能の低下

心臓の筋肉が薄くなり、心臓自体が大きくなる「拡張型心筋症」を引き起こします。
心臓の機能が低下するため、体の隅々まで十分な血液を送り出すことができなくなり、様々な臓器に影響を及ぼします。
心臓の病気は、今すぐにでも治療を始めないと命に係わります。食欲不振やぐったりしている、咳をする、ふらつくなどといった症状が見られましたらすぐに病院に連れて行きましょう。

〇治療法
心臓病になってしまうと、完治するための治療法はありません。
心筋症を患ってしまった場合、強心剤や利尿剤などの投薬治療により心機能を維持しますが、一生、薬を飲み続けなければなりません

その他

タウリンが欠乏すると、発育不良や流産を引き起こすこともあります。
健康的に成長、または子孫を残すためにもタウリンは必須となります。

なぜ、タウリン欠乏症になる?原因と予防法

みなさんは、愛猫ちゃんにどのようなご飯を食べさせていますか?
キャットフード!!」とお答えになる方が多いと思いますが、タウリン欠乏症にならないためには、とってもいい選択です。

タウリン欠乏症になってしまう一番の理由は、タウリンが少ないまたは入っていないご飯を与えているからです。

昔の人は猫に、人が食べ残したご飯、いわゆる「ねこまんま」を与えていました。
このようなご飯では猫が必要とする栄養素が十分に満たされません。タウリンに限らずほかの栄養素にも偏りが出てしまいます。
この時代に生きてきた飼い猫は、食事により絶たれた命が多くいたことでしょう。

しかし、現代は、猫が食べるフード総合栄養食が一般食になりました。(犬も同様です)
総合栄養食とは、フードと水だけ与えてあげれば、その日に必要な栄養を摂取できるフードのことです。フードの袋に「総合栄養食」と記載されていますので見てみてください🎵

質の良いフードが開発された今は、タウリン欠乏症になってしまう猫は少なくなっていますが、手作りのご飯を与えている場合は、サプリで補うなど不足しないように注意が必要です。
タウリンは、過剰に摂取しても尿に排出されるので問題ありませんので、不足しないことだけ気を付けてください。

また、ドッグフードにはタウリンが少量しか入っていませんので、絶対に猫の主食にはしないでください
私の猫2匹はドッグフードが好きで、たまに5粒ほどおやつとしてあげるのですが(笑)、いくらドッグフードを好み、喜んで食べてくれるとしても主食にしてはダメですよ!

まとめ

人には、元気になるために必要なタウリンですが、猫にとっては生きていくために切っては切り離せない存在です。
普段キャットフードを与えていれば、猫に必要な栄養素なんて考えることもないと思いますが
「タウリンが不足したらこんなに恐ろしいことが起こるんだ!」ということを知っていただけたらなと思います。
飼い主も猫も一緒にタウリンを摂取して、元気になりましょう💪


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